産学官連携でプログラミング『思考』教室開催中!
2018年12月05日 産学官連携でプログラミング『思考』教室開催中!
今年の7月より、総務省の公募事業として、小学生対象に、プログラミング思考教室を開催してます。本件は、産学官連携プロジェクトで、日本工学院八王子専門学校ロボット科×東京工科大学メディア学部×全国中学校理科教育支援センターとの共催企画です。
このプロジェクトの目的は、「プログラミング『思考』」の教育です。いわゆる「プログラミング」との違いは、機械への命令文(ソースコード)を書くことではなく、論理的思考力や創造力を身に着けるための教育です。当校としては、2020年から小学校で義務教育化されるプログラミング教育に先駆けて取り組んでいます。今後のAIやIoT技術の発展に伴い、それらをどのように「使うか?」についての知識やスキルを得ることや、「正解」のない問題発見や問題解決能力を得るための教育法として、文部科学省、教材会社など含めて各方面で話題になっています。
キーワードは、「ヒラメキをカタチにする」。参加者は、日常生活で困ってること、あったらおもしろいなと感じる体験(ことづくり)を、ソニー社のMESH(注1)を活用して試作します(ものづくり)。
このプロジェクト企画では大事なことが3つあります。
1つ目は、「ファシリテーション(委ねる)/メンタリング(寄添う)」です。(一方的に先生が「教える」ではなく)。学習者が主体的なことづくり・ものづくりの環境を整えることが大事です。ファシリテーションの専門家などもお呼びし、学習の場づくりから取り組みました。
2つ目は「教材」。ヒラメキをたくさん起こすには、遊び心に火をつけることが大事です。単に上記教材をそのまま使うだけでなく、連想性を刺激する工夫を施しました。
そして3つ目は、「産学官連携」。みんなでお互いリスペクトしながらでないと、成り立ちません。
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